Microsoft Update を 3rd Party に開放しないのは
こじま先生は Windows Update を 3rd party に解放しない Microsoft のせいだと思われているようだが...。
そもそも Windows Update はサードパーティも利用する事を想定した造りになっていた。であるにも関わらず今日まで Microsoft のアップデート インフラが解放されないのは、いくつかの理由があると思う。
- 不正な (ユーザーにとって有害な) プログラムの配布に利用されないような審査のシステムが必要
- 審査の基準を公開すると、それを潜り抜けるような試みが行われる危険が...
- しかし審査に透明性が無いと (Apple Store のような) 批判が起きる可能性が...
- そもそも 3rd Party 製品のアップデート トラブルのエンド ユーザー サポートは誰がやるんだ?
- 仮に MS がサポートするとして、その費用はどうする?
などなど考えていると、これは相当に難しい問題という事が分かるだろう。
妥当な線としては、Update に関する標準的なサービスや API を開放して、実装は (そして当然ユーザーへの動作保証とサポートは) 各ベンダーごと、という位かなあ。