The Internet Explorer 6 Countdown

Microsoft が「The Internet Explorer 6 Countdown」というサイトを開設しています。「その名は Internet Explorer 6。今や 2011年、最新の Web 標準のためにさらばと言う時だ」と (訳すと) 書かれているように Internet Explorer 6 の全世界での利用率が 1% 以下になるまでの経過を示す事で IE6 のボクメツを目指したサイトです。
サイトを開くと世界地図に各国の IE6 利用率に従って、利用率の多い国・地域では赤く、低い (目標の 1% 以下の) 国・地域は緑色で表示される仕掛けになっています。これを見ると日本を含めたアジア地域で IE6 の利用率がまだ高く、ヨーロッパ、特に北欧で低いのが目を引きます。
こういうサイトまで作ってキャンペーンをする所を見ると、Microsoft が IE6 のボクメツに本気を出しているのがよく分かります。日本でも大口ユーザー (IE6 縛りをしているような大企業ユーザー) に個別の働きかけを熱心に行っていると聞きますが、早くその効果が表れると良いですね。
それにしても中国の IE6 利用率の突出ぶり (現在 34.5%) は異様です。全世界の IE6 ユーザーの約半数が中国に集中している事になります。海賊版Windows XP を使い、IE もそのまま....というユーザーが多いのでしょうか。